春日神社について
御由緒
春日神社の御本殿には、天児屋根神(あめのこやねのかみ)、建御賀豆智神(たけみかづちのかみ)、伊波比主神(いわいぬしのかみ)の三柱の神様が祀られています。
全国にある春日神社の総本社である奈良の春日大社と同じく、学問と武道の神様です。
古文書などの記録が残っていないため詳細は不明ですが、言い伝えによりますと、鎌倉時代に奈良の春日大社からこの地に神様をお迎えし、祀り始めたとされています。
現在の御社殿は昭和十三年に造営されたもので、鎌倉時代以来、約七〇〇年にわたり、この地域と氏子崇敬者の皆様をお守りいただいています。
御祭神
春日神社では三柱の神様が祀られています。
学問の神様、勝運の神様、厄除けの神様と仰がれる春日さまは、
皆様のお願いごとをかなえる助けとなる神様です。
学問の神様、勝運の神様、厄除けの神様と仰がれる春日さまは、
皆様のお願いごとをかなえる助けとなる神様です。
天児屋根神
あめのこやねのかみ
天照大御神が天岩戸に姿を隠してしまったとき、祝詞を奏上して誘い出した知恵の神さま。古代の日本で祭祀を司った中臣(藤原)氏の祖神でもあります。
御神徳
国土安泰、家内安全、学問、出世、縁結びなど
建御賀豆智神
たけみかづちのかみ
鹿島神宮の御祭神。高天原の代表として出雲国の大国主命より地上の統治を譲ってもらう「国譲り」を成し遂げた武神。力自慢として知られ、停滞した状況を大きく前進させる神様としても知られます。
御神徳
勝運、産業繁栄、交通安全、病気平癒など
伊波比主神
いわいぬしのかみ
別名:経津主命(ふつぬしのみこと)
香取神宮の御祭神。建御賀豆智神とともに国譲りやその後の神武東征を成功へと導いた武神。刀にゆかりがあることから災難除けのご利益で知られています。
香取神宮の御祭神。建御賀豆智神とともに国譲りやその後の神武東征を成功へと導いた武神。刀にゆかりがあることから災難除けのご利益で知られています。
御神徳
勝運、災難除け、産業繁栄、交通安全など
御神域
JR大森駅から池上通りを南西に15分ほど歩いたところにある、春日神社。
駅からほど近く、二方向を幹線道路が走る場所ですが、一歩道を入ると閑静な住宅街に入ります。周囲は中層アパートに囲まれつつありますが、境内には昔ながらの空気が残り、先人たちが守り続けてきた清浄な空間が広がっています。
この神社では、年間を通して古式に則ったおまつりが執り行われており、南西から吹く風が都会の粉塵を払い、神域は常に清らかさを保っています。
駅からほど近く、二方向を幹線道路が走る場所ですが、一歩道を入ると閑静な住宅街に入ります。周囲は中層アパートに囲まれつつありますが、境内には昔ながらの空気が残り、先人たちが守り続けてきた清浄な空間が広がっています。
この神社では、年間を通して古式に則ったおまつりが執り行われており、南西から吹く風が都会の粉塵を払い、神域は常に清らかさを保っています。
大鳥居をくぐると、静寂に包まれた世界が広がり、欅の大木に守られるように参道を歩くことができます。
早朝や通勤前に参拝する人や、毎月御神酒をお供えする方など、老若男女を問わず、多くの方が心静かに神様を拝んでいます。
都会では限られた緑となった「鎮守の杜」。この神域で、日常では感じられない「神気」を受け取り、心の再生と充実を図り、神様への感謝を胸に、折に触れてぜひご参拝ください。
早朝や通勤前に参拝する人や、毎月御神酒をお供えする方など、老若男女を問わず、多くの方が心静かに神様を拝んでいます。
都会では限られた緑となった「鎮守の杜」。この神域で、日常では感じられない「神気」を受け取り、心の再生と充実を図り、神様への感謝を胸に、折に触れてぜひご参拝ください。